【3D University Japan 2012】

3DU-J 2012は、デジタルコンテンツエキスポ2012の一環として、2012年10月26日に日本科学未来館みらいCANホールにて開催されました。
前日の25日に行われたオープニングセッションでは、I3DSおよびI3DS-Jの会長が登壇し、I3DSの最新の活動や3DU-J2012の概要を紹介しました。

ジム・チャビン
国際3D協会 会長
河合 隆史
国際3D協会 日本部会長

●24時間体制の3DTVネットワークとしての取り組み
3Netは、米国における24時間体制の3DTVネットワークです。本セミナーでは、3NetのCEOであるコスグローブ氏が登壇し、コンテンツ制作から流通まで、2013年へ向けた3Netの挑戦の数々を紹介いただきました。

トム・コスグローブ
3Net・最高経営責任者

●3Dドキュメント映像「北極熊の世界」撮影へのチャレンジ
ワイルドライフの撮影者でもあるラヴェッチ氏は、イギリスのSky TVや米国のUniversal TV放送に向け、2012年に北極熊の3Dドキュメンタリー映像の撮影・制作に着手しました。氷の無い夏の北極圏において、複数の3Dカメラと数人のクルーで、北極熊の単独行動を3D撮影し、クローズアップしました。本セミナーでは、北極熊やセイウチと並泳しながら撮影にチャレンジした3Dドキュメント映像やビハインドシーンを上映・解説いただきました。

アダム・ラヴェッチ
映画監督、撮影監督

●ハリウッドにおける3D変換の最先端技術
2012年、3Dエンタテイメントを生み出すテクノロジーは、新たな境地に到達しました。Stereo Dは、ハリウッドの著名監督と仕事を共にし、「タイタニック3D」と「アベンジャーズ」を含む大ヒット映画の3D変換を担当しました。本セミナーでは、世界中の観客に対して最も没入し、興奮する視覚体験を提供するための知見や技術、戦略などを紹介いただきました。

アロン・パリー
Stereo D ・上級副社長